こんにちは、川上 しょうじ です。
今回も、家づくりのことがスラスラわかる内容をお話ししていきたいと思います。
つなぎ融資
前回の「工事着手金と中間金」に深くかかわってくるので連続で投稿していきます。
建物が完成すると引渡し・入居になります。この段階で登記費用やローンにかかわる諸費用など、さまざまな費用が発生します
建物が完成すると引渡し・入居になります。この段階で登記費用やローンにかかわる諸費用など、さまざまな費用が発生します。また、最も大きな支払いが、建築費用の残金の支払いです。ローンの実行日よりも、引渡し・残金の支払い日のほうが早い場合には、資金を事前に用意しておく必要があります。つまり、引渡し時に残金決済を行う契約で融資を利用する方は、資金を受け取るまでの間、別の融資を受ける必要が出てくるのです。この時利用されるのがつなぎ融資です。つなぎ融資の紹介をしてくれるハウスメーカーもあるみたいですが、直接金融機関などに相談が必要なことが大半です。
また、ハウスメーカーなど工事会社に残金決済を待ってもらう方法もあります。これは「代理受領」といって、工事会社が金融機関から直接、融資を受け取る契約にしておく方法です。ただし、可能かどうかは工事会社次第になります。また、民間ローンを利用する場合は、柔軟な対応をしてくれることも多いようです。いずれにしても、工事会社と金融機関に早めの相談をしておくことが大切です。

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前回テーマの「工事着手金と中間金」も今回の「つなぎ融資」を利用して支払い、工事を進められる方がほとんどです。考えてみれば、現金で中間金を全額支払える方はそもそも融資を受けなくていいはずですね。また、本文でもありました「代理受領」をして、金融機関から直接融資を受け取っています。引渡しの時期は工事会社への支払いだけでなく、登記費用や引越し費用、家具購入などさまざまな支払いが重なりますから、少しでも負担が軽くなればと思っています。
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【イベントのご案内】
3月の見学会
3月の見学会は
3月29日(土)・30日(日)
平屋建完成見学会。
2棟が隣り合う19坪の平屋です。貸家としての依頼があり、建築させていただきました。とはいえ、新築です。ぜひ、ご覧ください。
