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自宅を建てようと考えているあなたへ~vol.18~

自宅を建てようと考えているあなたへ~vol.18~

  • 2025.04.11

こんにちは、川上 しょうじ です。

今回は、これから自宅を建てようとしている方へ設計に関することをお話しします。

 家族が積極的に料理に参加するのなら、左右両側からキッチンに入れるダブルアクセスが有効になります。

配膳台の大きさや収納スペースの量は減りますが、それを差し引いても、キッチンとダイニングが連続するプランは十分魅力的です。

 これをさらに「オープンキッチン」に変化させることもできます。このとき、ダイニングに面するキッチンカウンターには、コンロとシンク、どちらを置くのがよいでしょうか。

コンロは油はねを覚悟

キッチンカウンターにコンロを置いて、その上にレンジフード(換気扇)をぶら下げるのは、いかにも対面式オープンキッチンのたたずまいですね。けれど、揚げ物をするご家庭などは、周囲に油がはねるのを覚悟しなければなりません。少なくともコンロの前には300mmの立ち上がりをつけましょう。

シンクまでが現実的

もしも私が自宅をオープンキッチンするのなら、キッチンカウンターにはせいぜいシンクを入れるだけにとどめたいと思います。コンロの四方がオープンになっているのはやはり「排気」という観点からは心配があるのです。どんな場合でも、コンロの背面には壁があるようなレイアウトを心がけたいですね。

 キッチンとダイニングの関係は、見た目の格好よさよりも、人の動きを優先して考えなければなりません。

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近年ではガスに比べてIHを採用することが増えてきました。油はねについては、調理方法にもよりますが、IHに比べてガスのほうが上昇気流を生み、より遠くへ油を飛ばすようです。オープンキッチンを採用の際はこのことも覚えておいてください。

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 ロフト付きの個室がある平屋の住宅が完成しました。今回の家づくりで愛猫との暮らしを実現したお施主様。ロフトも愛猫の遊び場としてのアイディアが詰まっています。延べ床面積34坪はかなり広めの建物で、それぞれのお部屋でもしっかりと広さを確保しています。収納の取り方や、平屋でもトイレを2箇所設けた考えなど必見です。ぜひ、ご覧ください。

 今回も平屋の見学会。延床面積25坪とコンパクトながら家族のお部屋は確保できています。平屋の特徴を活かし、リビングの天井は吹抜けの勾配天井で実際の面積よりも広く体感することができます。家事動線にもこだわり、各スペースをぐるぐる回る回遊性を持たせて家事負担の軽減を計画しています。これは説明だけでは伝えられず、体験した人だけが納得できる空間です。ぜひ、ご覧ください。

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KAWAKAMI STAFF

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