こんにちは、川上 しょうじ です。
今回も、家づくりのことがスラスラわかる内容をお話ししていきたいと思います。
新築には道路が必要
都市計画区域内の土地では、幅4m以上の道路に2m以上接していなければ、建築物の敷地として認められません。これを「接道義務」といいます。
しかし、実際の道路の幅員(道路の幅)は4m未満も多くあるため、建築基準法では、幅員4m未満の道路でも、特定行政庁(市町村長または都道府県知事)が指定したものについては、建築基準法上の道路として扱うことにしています。これを一般に「2項道路」(または「みなし道路」)と呼んでいます。2項道路に面する敷地に建物を建てる場合には、原則として道路中心線から2m後退した線を道路と敷地の境界線として取り扱うことになっています。つまり、自分の敷地でも、道路中心線から2m以内の部分は敷地面積に入れずに、建ぺい率や容積率の計算を行うことになります。これを「敷地のセットバック」といいます。
他にも、周辺状況によって敷地の境界線が変わることもあります。また、すでに建物が建っていても接道条件が満たせないため、建替えができないケースもあるので確認が必要です。

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今回は専門知識が多かったですね。読み進めるのも難しかったと思います。でも、土地を購入する際には気をつけないといけない重要ポイントの一つです。気に入った土地が見つかって、いざ購入となったときに実は道路が4m未満だった、セットバックで敷地面積が小さくなってしまう。なんてこともあり得るのです。もちろん、ご相談いただければそれらのチェックも行うのですが、多くの方が土地は不動産に家は住宅会社に、と相談に行かれています。間違ってはないのですが、家を建てるために土地を探しているのであれば、住宅会社に相談してもらった方がよかった、ということもあることは覚えておいてください。
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【イベントのご案内】
5月の見学会
5月の見学会は
5月17日(土)・18日(日)
WB工法平屋建見学会。
みなさん、朗報です。今、話題のWB工法。お聞きになったことはあるでしょうか。お家の中の空気の循環を目的とした工法になります。詳しく書くと長くなってしまいますが、お勧めの工法です。ですが、金額としてもいい値段がします。そんなの体験して、しっかり見てみないと判断できないという方がほとんど。そんな工法がご覧になれます。しかも、今回お施主様のご厚意で工事途中の建物を見ることができます。こんな機会、めったにない。このタイミングで家づくりをご検討されている方は運がいい。ぜひ、会場へ足をお運びください。

同日開催 2階建て 見学会。
2階建て 床面積/36.06坪 1階/28.55坪 2階/7.51坪
すさまじい収納力のある建物です。各個室は約6帖ほどが3部屋。それぞれにウォークインクロゼットが設置されています。衣服はもちろん、書籍や趣味のものなど何でも入れられて、お部屋には一切ものが出てこない理想のお部屋を作り上げられます。
また、特徴的な間取りに洗濯動線があります。室内干しを想定されていますが、洗濯機を置く洗面脱衣室から南に面する収納部屋まで一つの動線でアクセスできます。収納部屋では室内干しをするので、洗う⇒干す⇒しまう の動線がほとんど一つの空間で完結できそうです。
完全予約制の見学会です。見たい方だけが見ることができる建物ですので、ぜひこの機会にご覧ください。