こんにちは、川上 しょうじ です。
今回も、これから自宅を建てようとしている方へ設計に関することをお話しします.
庇~2~
小さくても意外と働きます

庇の効果
左図は東京における夏至・南中時の太陽高度と、庇の出寸法の関係です。斜めの線は直射日光のラインです。これによると、庇の出寸法が300mmあれば直下の腰窓を、450mmあれば直下の掃き出し窓を夏の日差しからほぼカバーできることがわかります。
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これらの話は建築のテキストとかでもよく出てくる話ですね。ただし気を付けたいのは宮崎で家づくりをするときの条件も考慮したいということです。こういった計算の場合、夏至の太陽高度を基準とすることが多いのですが、実際の宮崎は夏至(6月)から秋分(9月)にかけて暑さがピークを迎えます。つまり、庇の出だけでは暑い日の日差しをカバーしきれないということです。個人的にはシェードなど簡易的に取付、収納ができるものをお勧めします。
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6月28日(土)・29日(日)
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川上建築が35年かけて気づいたこと。
それはもっと「暮らしの変化に寄り添う」べきという考え。
将来を考えたとき、自信をもって100年住める住宅をご提供したい。
変わりゆく時代の流れに合わせ、お客様のニーズも多様化しておりそれらに対応すべく、
そんな思いから「Atelier kurasu -アトリエクラス-」をスタートしました。
この度、アトリエクラスとしてモデルハウスをオープンする運びとなりました。
ご見学をお待ちしています。
