こんにちは、川上 しょうじ です。
今回も、家づくりのことがスラスラわかる内容をお話ししていきたいと思います。
見積書の中身
見積書の書類は次の3種類に分けられます。それぞれの特徴を押えて内容を理解していきましょう。
1)御見積書(表紙)
見積金額のほかに工事名・工事場所・工事期間・見積書の有効期限・支払い条件が記載されています。
2)工事費内訳書
各工事科目の金額を「一式}としてまとめて、建築本体工事、設備工事、付帯工事、諸経費と大別して表示します。付帯工事とは、事例ごとの特別な工事という意味になります。この敷地でしかしないような工事ですね。諸経費とは、会社を運営するのに必要な現場経費です。一般経費などをいい、10%前後が一般的かなと思われます。お客様のなかには、諸経費を軽んじられて値引きを要求される方もいらっしゃいます。
3)工事費内訳明細書
工事費内訳書に記載された工事科目ごとに、使う材料の種類、その数量と単価、あるいは労務費などを細かく記載したものです。
いかがでしょうか。見積書の中身を簡単に説明しましたが、工事会社への支払い以外にも費用がかかります。10~20%の「別途工事費」、5%前後の「諸費用」とさまざまな費用が必要になることを忘れないようにしましょう。
とはいえ、家づくりにかかるすべての費用を契約前に把握することはかなり難しいです。ただし、予測することはできます。残念なことですが、家づくりにかかる費用のすべてを予測し、正直にお伝えすると合計金額は上がっていきます。
昨今、多くのお客様が2~5社を見比べて建築会社を決めていますが、その判断基準の多くはこの合計金額です。つまり、正直になればなるほど合計金額は上がり、安く見えるように見積をつくった会社が選ばれていることも事実です。
家づくりをされる方には、本当に良い会社を選定する目が必要な時代になっています。

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平屋建完成見学会
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でも、見学会に行くようになり新築への思いが強くなってきました。
やっぱり、新築を選びました。
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やっぱり建替えを検討し始め、いろんなご提案を
させていただきました。
家族3人暮らしの新しい家が完成しました。
