
こんにちは、川上 しょうじ です。
今日は、今読んでいる本のご紹介です。
『このオムライスに、付加価値をつけてください』(著者:柿内 尚文) です。
商品に付加価値をつけることとは何か、というようなことが書かれているのだろうと手に取ってみましたが、面白いところがありましたのでご紹介させてください。
題名でもある通り、「仕事で言われたことだけをやるのではダメな理由」というところです。本文では以下のように書かれていました。
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たとえば上司から「この件を任せた」と頼まれた場合。
任されたからには、自分の考えをベースに進めればいいと思い、仕上げて上司に提出。すると上司から、「これじゃダメだ。やり直し」といわれた経験をしたことはないでしょうか。
任せたのだからあとから口出ししないでほしい。そんなことを思った人もいるかもしれません。
ここでポイントになるのが、「任せる」の定義です。
あなたにとって「任せる」は、自分が責任を持ち、自分の考えで進めることだと思うかもしれません。でも、上司にとっての「任せる」はあなたが責任を持ち、あなたの考えで、付加価値を生み出すこと。そういう意味で使っている可能性があります。
つまり、あなたが提出したものに対して「付加価値があると思えない」からやり直しになったわけです。
ここで気をつけたいのは、上司とあなたの間でこの案件の付加価値をどう考えるかのすり合わせをすること。これがないままに進めてしまうと「任せる」の認識違いが生まれるのです。
そもそも仕事とは「付加価値をつくること」と定義しておけば、認識違いは起きにくいはずです。
どんな場合も、付加価値軸で考える、を忘れないでください。
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モノに付加価値をつけることはイメージしやすいです。そのものの価値を再発見してあげるような感覚です。本来持っている能力に気づくとも言います。ですが、コトにも付加価値をつけられるという感覚は今までなかったように思います。無意識でしていたかもしれませんが。
私も以前は、上司や先輩に提出しても「これじゃダメだ」と突き返された経験はたくさんあります。きっとこのようなことを思っていたのでしょうね。現在、「これじゃダメだ」という側に立って、はじめてわかります。
今回は、本を読んでいての気づきをご紹介しました。ここまで読んでいただいてありがとうございます。また、次回。
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