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家づくりのことがスラスラわかる~vol.16~

家づくりのことがスラスラわかる~vol.16~

  • 2025.04.07

こんにちは、川上 しょうじ です。

今回も、家づくりのことがスラスラわかる内容をお話ししていきたいと思います。

 家づくりの費用を夫婦で負担するなら、家の名義は夫と妻の共有名義にするというのも一つの手です。負担した費用の割合と異なる登記を行うと、贈与税を課税されるおそれがあります。また、共有名義にすることで税制上のメリットを受けられる場合があります。

 たとえば、夫婦2人とも収入があって、住宅ローンを2人で借りて住宅を取得し、共有名義にした場合には、夫婦ともに住宅ローン減税を受けることができます。

 また、将来、家を売却して利益がでたときには、同居している共有名義者1人当たり3千万円の特別控除を受けられます。

 親からの贈与で家を建てるときも共有名義の検討をしてみてもいいかもしれません。相続税の関係で相続時精算課税を選択しない場合は、資金援助した親も負担額に応じて共有持ち分を持つとよいでしょう。贈与税はかかりませんし、相続の際に共有持ち分を相続すれば、初めに親から住宅資金をもらったのと変わりはないからです。

 共有名義にして配偶者や子どもに財産を分配させることで、相続税についても有利に働きます。

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わたしが家づくりのアドバイスをするときは、今回の共有名義で住宅ローンを負担することは反対しています。理由は、夫婦二人がそれぞれ住宅ローンを借入すると、予算が上がってしまいがちになるからです。たとえば、夫が年収600万円で借入金額が3600万円まで借入できたとすると、妻が年収400万円で借入金額が2400万円まで借入できるとします。みなさんはどうしますか?併せて6000万円借りてしまうと、借入はできるかもしれませんが、返済のことを考えると、とても借りる気にはなれません。この夫婦の場合、3600万円を借入の上限金額に設定して、1800万円ずつ負担して共有名義にするというのであれば、止めることはないと思います。しっかりとした返済計画を立てていかれる中で、税制優遇も受けられるといいですね。

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 ロフト付きの個室がある平屋の住宅が完成しました。今回の家づくりで愛猫との暮らしを実現したお施主様。ロフトも愛猫の遊び場としてのアイディアが詰まっています。延べ床面積34坪はかなり広めの建物で、それぞれのお部屋でもしっかりと広さを確保しています。収納の取り方や、平屋でもトイレを2箇所設けた考えなど必見です。ぜひ、ご覧ください。

 今回も平屋の見学会。延床面積25坪とコンパクトながら家族のお部屋は確保できています。平屋の特徴を活かし、リビングの天井は吹抜けの勾配天井で実際の面積よりも広く体感することができます。家事動線にもこだわり、各スペースをぐるぐる回る回遊性を持たせて家事負担の軽減を計画しています。これは説明だけでは伝えられず、体験した人だけが納得できる空間です。ぜひ、ご覧ください。

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KAWAKAMI STAFF

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