こんにちは、川上 しょうじ です。
今回も、家づくりのことがスラスラわかる内容をお話ししていきたいと思います。
契約の落とし穴
工事を依頼する際は、信頼できる相手でっても必ず契約書を交わしてください。
契約で重要なのは、いつ建物が完成し、その金額がいくらで、何回に分けて支払うかという点です。住宅の代金の支払い時期は、契約時20~30%、上棟時20~30%、完成引渡し時50%などさまざまです。
もう一つ重要なのが建物の欠陥や不具合があったときに、修理の要求や損害賠償の請求、契約の解除、代金の減額請求などについての契約条項がどうなっているかという点です。施工者が欠陥に責任を持つ期間は法律で決められており、新築住宅の基本構造部分は品確法により、完成後10年までです。
欠陥住宅を回避するため、住宅性能表示制度を利用するのも一つの方法です。ただし費用は掛かってきます。
そして、もしものときのために「住宅瑕疵担保履行法」もあります。新築住宅を対象として、売主や工事会社に保険加入などが義務付けられます。この内容は、契約書や重要事項説明書などで事前に確認をしておきましょう。

【イベントのご案内】
6月のイベント
6月もイベントが盛りだくさん!
6月8日(日)
理想の土地を見つけるセミナー
希望どおりの家をつくりたいと思っても、問題が発生することもあるかもしれません。さまざまな法律の規制、利害関係、業者やご近所とのトラブルなど・・・・。いざというとき慌てないように土地とそれにまつわる法律の基本をまとめました。土地を購入予定の方はもちろん、建て替えなど土地はあるという方も損しないお話をお聞きください。

6月15日(日)
暮らしも心もととのう!
収納セミナー
家づくりが完成し、新生活が始まると実は悩みも出てきます。あんなに住宅会社と打ち合わせをしたのに、住んでみると後悔することも・・・。そんな家づくりの先輩たちに聞いた後悔をまとめたものがありました。そのランキングで1位を獲得してしまった後悔、それは・・・「収納」でした。引っ越しの際、行先不明・収納先不明の段ボールたちに囲まれ、もっとよく考えておけばよかったと後悔するのかもしれません。今回のセミナーはそんな「収納」について。
女性視点で考えた『収納上手になれる家』の設計ノウハウをもとに、自由設計でも失敗しない、快適ライフを手に入れるための考え方を伝授します。ぜひ、ご家族みなさんでご参加ください。
