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家づくりのことがスラスラわかる~vol.31~

家づくりのことがスラスラわかる~vol.31~

  • 2025.06.11

こんにちは、川上 しょうじ です。

今回も、家づくりのことがスラスラわかる内容をお話ししていきたいと思います。

 隣近所とのトラブルには、相隣関係規定という、権利調整のため土地や建物の所有者の権利や義務などを定めた規定があります。民法には強制力はありませんが、万が一トラブルが発生して、近隣との交渉をすることになった際には非常に有益な知識となります。

 相隣関係規定には、工事などのために隣地居住者の承諾を得て隣地を使用できる「隣地使用権」や、他人の土地に囲まれた袋地の所有者が隣地を通行できる「囲繞地通行権」などがあります。他にも、新築に際しては建物を境界線から50cm以上離す義務がありますが、その地域で行われていなければ必要ない場合があります。また、隣地の植栽の枝や根が越境して支障がある場合は、枝を切り取るよう請求でき、根は自分で切り取ることが可能など、細かなことが盛り込まれています。

 なお、日照権は法律で明文化されたものではありませんが、その被害に対して損害賠償や建築の差し止めを請求することができます。ただし、受忍限度といって、社会生活上我慢すべき限度を超えたと、裁判所が判断した場合に限られているようです。

 家づくりが完成し、新生活が始まると実は悩みも出てきます。あんなに住宅会社と打ち合わせをしたのに、住んでみると後悔することも・・・。そんな家づくりの先輩たちに聞いた後悔をまとめたものがありました。そのランキングで1位を獲得してしまった後悔、それは・・・「収納」でした。引っ越しの際、行先不明・収納先不明の段ボールたちに囲まれ、もっとよく考えておけばよかったと後悔するのかもしれません。今回のセミナーはそんな「収納」について。

 女性視点で考えた『収納上手になれる家』の設計ノウハウをもとに、自由設計でも失敗しない、快適ライフを手に入れるための考え方を伝授します。ぜひ、ご家族みなさんでご参加ください。

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