こんにちは、川上 しょうじ です。
今回からは、住まいのイメージづくりをテーマに、家づくりのことがスラスラわかる内容をお話ししていきたいと思います。
安全な木造住宅とは
日本の木造には、神社仏閣や古い民家などで用いられている昔ながらの伝統構法がありますが、熟練した技術者が少なくなっているのが現状です。私たちに身近な構法には「木造軸組構法」と「2×4工法」があります。
木造軸組構法は、土台、柱、梁で建物の骨組をつくり、筋交いという斜めの材や軸組に構造用合板などを釘打ちした耐力壁をバランスよく配置して地震や風圧に耐えるよう考えられた構法です。間取りの自由度が高く、開放的な空間にも対応できます。増改築がしやすいのが特徴です。
2×4工法は断面寸法が公称2×4インチ、2×6インチなどの木材を主に使用して「枠」をつくり、その枠に構造用合板を釘打ちして「パネル」化する工法です。このため「枠組壁工法」とも呼ばれます。パネルが耐力壁となり、建物全体にバランスよく配置することで地震や風圧、屋根や床の荷重に耐えるようになっています。木造軸組み工法に比べて工期が短いのが特徴ですが、増改築は耐力壁の量やバランスを考慮するため、自由度は木造軸組構法より低いといえます。

【イベントのご案内】
6月のイベント
6月もイベントが盛りだくさん!
6月15日(日)
暮らしも心もととのう!
収納セミナー
家づくりが完成し、新生活が始まると実は悩みも出てきます。あんなに住宅会社と打ち合わせをしたのに、住んでみると後悔することも・・・。そんな家づくりの先輩たちに聞いた後悔をまとめたものがありました。そのランキングで1位を獲得してしまった後悔、それは・・・「収納」でした。引っ越しの際、行先不明・収納先不明の段ボールたちに囲まれ、もっとよく考えておけばよかったと後悔するのかもしれません。今回のセミナーはそんな「収納」について。
女性視点で考えた『収納上手になれる家』の設計ノウハウをもとに、自由設計でも失敗しない、快適ライフを手に入れるための考え方を伝授します。ぜひ、ご家族みなさんでご参加ください。

6月21日(土)・22日(日)
フルリノベーション完成見学会
古くなった我が家を建て替えようと思ったけど、昔から住んでいる家だから愛着もある。でも、世間では性能や品質なども向上し、快適な暮らしができそうなのに、昔の家だから断熱材が入っているかもわからないし、最近の地震の頻度も気になる。
そんな方へ、フルリノベーションという選択をご紹介します。築47年の住宅を今回、フルリノベーションいたしました。昔から住んでる家だから、勝手知った隣近所の生活空間は変わらずに、住まいの快適性・安全性は向上しています。そんなフルリノベーションの現場を今回お借りし、見学会を開催させていただけることになりました。とても貴重な機会です。ぜひ、この機を逃さずご見学ください。

6月28日(土)・29日(日)
アトリエクラス オープン記念!!
完成モデル見学会
川上建築が35年かけて気づいたこと。
それはもっと「暮らしの変化に寄り添う」べきという考え。
将来を考えたとき、自信をもって100年住める住宅をご提供したい。
変わりゆく時代の流れに合わせ、お客様のニーズも多様化しておりそれらに対応すべく、
そんな思いから「Atelier kurasu -アトリエクラス-」をスタートしました。
この度、アトリエクラスとしてモデルハウスをオープンする運びとなりました。
ご見学をお待ちしています。
