こんにちは、川上 しょうじ です。
今回は、これから自宅を建てようとしている方へ設計に関することをお話しします。
和室
畳が敷いてあれば、和室でしょうか?
和室といえば、ほとんどの人が畳の部屋を思い浮かべます。けれど、畳の敷いてある部屋がすべて和室かといえば、必ずしもそうではありません。たとえば柔道場には畳が敷いてありますが、あれは和室でしょうか。激しい稽古に耐え得る床材としていまだに畳が用いられているのか、それとも礼節を重んじる神聖な場として畳が必要なのか。いずれにしろ和室と呼ぶには違和感があります。
設計段階で必ず話題にのぼる「和室問題」ですが、和室という言葉から思い浮かべるイメージは人それぞれです。生活習慣まで含めた伝統的様式としての和室なのか、単に皮膚感覚としての畳の肌触りがほしいのか。まずはそのあたりからハッキリさせておきましょう。

「ここぞ」というときのために、きちんとした和室が必要
応接・法事・慶事・正月・結納

やっぱり畳の上でくつろぐのが一番気楽
茶の間・堀こたつ

畳の感触が好き
ゴロリ・昼寝
和室に何を求めていますか?
和室がほしいと思われた皆さんは、和室に何を求めていますか?ほしいのは、格式なのか?雰囲気なのか?畳なのか?
【イベントのご案内】
3月の見学会
3月の見学会は
3月15日(土)・16日(日)
平屋建構造見学会。
今回のお宅は平屋の特徴を活かしてリビングに斜めの天井と吹抜けを計画されました。斜め天井って完成で見たことはある方も多いと思いますが、構造の部分ってどうなっているか見る機会は少ないと思います。この機会にぜひご覧ください。
