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自宅を建てようと考えているあなたへ~vol.12~

自宅を建てようと考えているあなたへ~vol.12~

  • 2025.03.19

こんにちは、川上 しょうじ です。

今回は、これから自宅を建てようとしている方へ設計に関することをお話しします。

和室の入り口にある段差も、和室の性格に微妙な影響を与えます。

気分を切り替える

ひと昔前は、床板の厚みと畳の厚みの差(≒45mm)が、洋室から和室へ入るときに気分を切り替えるちょうどよい区切りになっていました。

バリアフリー

最近ではバリアフリーとして段差を作らないことも多くなっています。

目の高さを揃える

洋室(リビング)で椅子に座っている人と、和室で畳に座っている人。互いの顔を見つめあうと明らかに視線がずれます。そこで、目の高さを揃えるという意味で、居間と和室の段差をわざと大きくすることがあります。この段差を「小上り」といいます。段差がリビングと和室の連続感を高めるのです。「洋室=椅子」の生活が一般的になってきた現代の、一つの工夫といえます。

 小上りの和室も目的用途によって高さを検討します。目線を合わせるには床から30cmの段差がちょうどよいですが、「腰掛ける」動作をするのであれば40cmをお勧めしています。これは椅子の座面と同じ高さです。

 ということで、和室はデザインを検討する前に、隣室との関係でその性格が具体化される部屋だということを忘れないでください。

3月の見学会は

平屋建完成見学会。

2棟が隣り合う19坪の平屋です。貸家としての依頼があり、建築させていただきました。とはいえ、新築です。ぜひ、ご覧ください。

社員集合写真
KAWAKAMI STAFF

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