こんにちは、川上 しょうじ です。
今回も、これから自宅を建てようとしている方へ設計に関することをお話しします.
庇
窓の上には、どんな帽子をかぶらせますか。
屋根・軒と同じように、建物を雨や日射から守ってくれるのが庇です。屋根が傘だとすれば、庇はさしずめ帽子になりそうです。夏の外出時には欠かせない帽子ですが、ちょっとした小雨程度でも帽子さえかぶっていれば、雨除け効果は絶大です。
帽子にもいろいろあるように、庇にもいろいろあります。種類、大きさ、形によって名称もさまざまです。一階部分に連続して設ける屋根(軒)に似た形状のものは「下屋(げや)」、柱に支えられ土間を覆う庇は「土庇(どびさし)」、窓の真上に設ける小さな庇は「霧除け(きりよけ)」あるいは「眉庇(まびさし)」とも呼ばれます。
なんとも味のある名前ばかりですが、なかでも眉庇はもともと武将が着用した兜の一部に由来する用語で、額の上につけられた小さなつばをそう呼んだそうです。やはり、庇と帽子は昔から切っても切れない縁みたいです。

〇下屋(げや)
〇庇(ひさし)
〇小庇(こひさし)
(霜除け、眉庇)
〇透明な庇
【イベントのご案内】
6月のイベント
6月28日(土)・29日(日)
アトリエクラス オープン記念!!
完成モデル見学会
川上建築が35年かけて気づいたこと。
それはもっと「暮らしの変化に寄り添う」べきという考え。
将来を考えたとき、自信をもって100年住める住宅をご提供したい。
変わりゆく時代の流れに合わせ、お客様のニーズも多様化しておりそれらに対応すべく、
そんな思いから「Atelier kurasu -アトリエクラス-」をスタートしました。
この度、アトリエクラスとしてモデルハウスをオープンする運びとなりました。
ご見学をお待ちしています。
