
こんにちは、川上 しょうじ です。
今週末に見学会を開催する会場は通気断熱WB工法を採用しています。そこで今回はWB工法のご紹介を少しだけさせていただきます。

「家は夏を旨とすべし」は、吉田兼好の「徒然草」で書かれた言葉です。家を建てる際は夏の快適さを重視すべきだ、とかいう意味ですね。冬は工夫次第で凌げるが、夏の暑さはそうはいかないという考え方です。
確かに、夏の暑さはすごいですよね。吉田兼好って1200年代から1300年代の方なのですが、その頃も暑かったのですかね。暑さで言ったら、現代のほうが暑そうですがどうなのでしょう。いずれにしても、WB工法は夏の暑さに対して、通気口を開くことで熱気を滞留させないようにしています。私のイメージは木陰で涼んでいる景色です。もちろん、真夏の猛暑日とかはエアコンを使うのでしょうが、通常よりもエアコンを使う機会が減り、エネルギー消費も減ることでしょう。
対して冬は、通気口を閉じることで家の気密性が上がり、室内で生成した熱(ヒーターやエアコン)を外に逃がしにくくします。ジャケットなどアウターのファスナーを閉める感じでしょうか。コートやジャケットを着たまま時間に遅れそうで走ったりすると、冬なのに少し汗をかいてしまったりします。
これら、夏は夏の、冬は冬の仕様にすることで適切な家の状態を実現できるWB工法。週末はその構造部分が見られる見学会となっています。完成してはみられない部分も見ることができますので、ぜひ見学会にお越しください。
【イベントのご案内】
5月の見学会
5月の見学会は
5月17日(土)・18日(日)
WB工法平屋建見学会。
みなさん、朗報です。今、話題のWB工法。お聞きになったことはあるでしょうか。お家の中の空気の循環を目的とした工法になります。詳しく書くと長くなってしまいますが、お勧めの工法です。ですが、金額としてもいい値段がします。そんなの体験して、しっかり見てみないと判断できないという方がほとんど。そんな工法がご覧になれます。しかも、今回お施主様のご厚意で工事途中の建物を見ることができます。こんな機会、めったにない。このタイミングで家づくりをご検討されている方は運がいい。ぜひ、会場へ足をお運びください。

同日開催 2階建て 見学会。
2階建て 床面積/36.06坪 1階/28.55坪 2階/7.51坪
すさまじい収納力のある建物です。各個室は約6帖ほどが3部屋。それぞれにウォークインクロゼットが設置されています。衣服はもちろん、書籍や趣味のものなど何でも入れられて、お部屋には一切ものが出てこない理想のお部屋を作り上げられます。
また、特徴的な間取りに洗濯動線があります。室内干しを想定されていますが、洗濯機を置く洗面脱衣室から南に面する収納部屋まで一つの動線でアクセスできます。収納部屋では室内干しをするので、洗う⇒干す⇒しまう の動線がほとんど一つの空間で完結できそうです。
完全予約制の見学会です。見たい方だけが見ることができる建物ですので、ぜひこの機会にご覧ください。